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言葉の多さ

僅か百年ほど前には世界の言語は一万種以上もあったものが、文化の多様性が収斂するのと同じ速さで多くの言語が絶滅して現在は六千ほどになっています。
グローバリゼーションで固有言語の消失は加速し、インターネットなどのニューメデイアの爆発、文化の均一化で百年後には全言語の五割から九割もが失われると謂われます。
母国語での最多使用語は人口に比例して中国北京語で九億人、三億五千万の英語、以下スペイン語、ベンガル、ヒンデイー語、ムラユインドネシア語、ロシア、ドイツ語、アラビア語で、このうちの七つがインド・ヨーロッパ語族に属しています。
日本語も十位前後でアルタイ語枝族、インドネシア語はオーストリック大語族に属します。
言語学的に最も興味ある地域はパプアニューギニア島で、現在存在する言語の一千種がこの人口希薄な島で他言語と相互に無関係に使用されています。
ビジン・イングリッシュは後進的な認識がありますが、多くの言語が絶滅するなかで、ビジンから派生したネオ・メラネシアンはクレオール語として独立して発達しています。
パプアニューギニアでは人口数百万人の3%以上の人に共通する言語はありません。
最近パプアイリアン独立運動が紙上を賑わす事がありますが、住民がどのようにして意志の統一を図るのでしょうか。この困難は先刻独立した東チモールにも申せます。
共通の意志統一に用いられる言葉もない集団(議会)経営がまず大きな障害になるでしょう。
ビジン語は、例えばGrasは英語Grass稲科の草の意味で、Gras bilong solwaraで海草に、
man i no gat gras long head bilong emで禿頭の男になります。ブラジャーはbanis bilong susuバニスは棚fenceの発音が出来ない彼らの発音で、susuはマレー語の乳での造語です。これから派生して少女はi no gat susu bilong em乳首の立たない女、乙女はsusu i
sanap(standup)乳首の立った女となります。Banis pikは豚囲いです。

日本語のように同音異語(橋−箸、雲−蜘蛛)の多い言葉も厄介ですが、ヴェトナム語は
アクセントの僅かな違い'マ'だけで六つの意味を持つ言葉は外国人には至難でしょう。
鼻に抜ける鼻音やアラビア語などの喉の奥で発する破裂音や擦過音もそこで生まれない限り完全習得は困難でしょう。


インターネットなど I T化で英語の普及が一層浸透するでしょうが、思索が言葉で考えるものなら、未完成な外国語を多用するのは考え物でしょう。シンガポール華人商人のいわゆるシングリッシュ「ユーカムノ、シーミノ、イーテンプレンテイラ、アフタゴーファシーサイ、トゲザハッピラ あなたが来て会ってたくさん食べてから海岸に行けばみんな楽しいよ」 では高度の思想は考えられないと思うのですが。
間もなく自動翻訳機が簡単に入手出来るようになり、意志の疎通は信じられない程楽になるのは確実ですが、考える言語は重要でその言語は完成されていなければならないと思っています。

単一言語の単一国家は稀で、多民族国家が多数を占める世界では、二種類以上の言葉を喋る人は多く、他言語が強いストレスを生む感覚は単一国民の私達が大きいと感じられます。
外国語学習ではこのストレスを解放して、単なる遠い地の方言だくらいの楽な気持ちで対するのが良いと思っています。私達も標準語と郷土方言の二種類を自在に操れるのです。他言語が喋れない劣等感を感じる事がストレスになり、それが一層習得を難しくしているとも云えるでしょう。
昔、英国人に「英語を話せますか」と聞かれ、たどたどしく「アイキャン´トスピークイングリッシュ」と答えたら、怪訝な顔で「喋れるじゃあないですか」と言われたことがあります。言葉は習うより慣れろが鉄則でしょう。

貿易を始めた頃、電話が鳴りました。受話器の向こうで鳥が囀っています。
「アーイーチャンチャンチャン、カムフォーコンコン、ナステーシャンシャンシャンオテ、オンシーハリハリ!」 「???」
「ルーノモーエイオーエイエイ! エイエイオー、ワン!」 ちょうどお祭りのお囃子か犬の喧嘩のようで緊張しましたが、訳せばこうなります。
「I'm Cang Ceng Chung,Come from Hong Kong, Now stay Sun Shaine City Hotel,
Room Number 8088,8801, I want to see you in hurry!」
これもれっきとしたエイゴです。


 
 
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